役場の総務課から電話きて
私じゃないから社長にっていったら
結果私が話す羽目になり

いつ 病状が急変したんですかときたもんだ

新聞に自宅療養中って書かれたから
こっちは介護中って書いたら
それは 介護してる側の話だから
療養にしますって言われたとか

病気なんかしてないし
心臓強いから 吸入も必要なければ
熱も出ず 肺炎にもならず
医者が老衰って死亡診断書に書いてるし

そんなに みんなに笑いでありで看取られて
亡くなるのって珍しいのか?

知り合いは家で看取るのが代々当たり前だったから
担当医に来てもらったけどねって
救急車呼ばなくてもいいわけで

せっかく まちに 看取りやってくれる開業医がいるのに
いざとなったら もう 体全体お休みさせてくださいって言ってる人に
むりやり呼吸させたいのかって話だよ

あっというまに
水分を受け付けなくなって
身体が要求しているときは
唇が渇くし 舌もガビガビになるけど

もう いいですよってときになったら
口の中に唾液がたまったからね
でもって 舌もずっとしめってたからね
唇もリップ塗ってやって
水を湿らせたのをちょっといれても嫌々されたからね
ほんとうに 綺麗な肌で
私が最後に生きているうちに顔そりして眉毛揃えて
唇うるおさせて髪の毛ちょっと気って揃えて
他の人たちが腕をさすり続けて
奥さんお世話になったって
ほんとうに頑張ったねって
綺麗な肌だ 綺麗な顔だって
褒めちぎ理の言葉の中で
舌が膨らんだと思ったら

ふっ

と魂が抜けたのがわかったくらいだ

関わった人たちが
こられる人はきてくれて
良いおかおだ 苦しまなかったんだ
笑ってる って
泣き笑いして
良い感じだったのに

遠くの親戚を待っているうちに

すっかり 病気で長いこと療養していて
苦しんでいったみたいな感じになってるってどういうことだ

趣味はなんだと聞かれたので

仕事 と おとうちゃんと 福山雅治さんっていっておいた

最後まで笑くれたし
私が亡くなる前日までの記録をしっかりと残してるから
嘘でも隠しでも無いわけさ

じっさい 苦しんだとか苦しまないとか
そんなこと 本人しかわからんけど
耳だけは聞こえてたわ

手も握っててほしいと要求されたわ

最後の最後まで死にたくなかったんだなと思ったけど

人工的に生かされる気は無かったってのはわかるよ

あのひと 呼吸器とか死ぬほど嫌だったからね

もう 紫斑とか出てくるし
末端が紫になってくるから そろそろだってわかるんだよ
毎日 極端に痩せていくしね
人間の死ぬまでの行程って
生きたことの集大成だよ

おかあちゃん

骨は分骨してもらうからね

猫が びっくりしてはねた時に目の上強打して
禿げみたいになってる
元気だけど ウンコが出なかった

死なないでね

かなり 環境も変わってきたから
大変だと思うけど

あした 優しい人が来るからね

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そうだそうだ

朝 八時前に
お別れの詩吟をうたいに来てくれた
元従業員さん夫婦がいたのね

なんでも 私は知らなかったんだけど
祖父が町で詩吟の会の会長だったとかで
アッツ島の戦死した息子のために作った曲を
その人に渡したそうで
それをずっと伝えてまいりますといってくだすったのね

けっこうここいらの詩吟の世界では名の知られた人なんだけど
ありがたかったわ

なぜか メノナイトの信者さんなの

ふしぎねえ

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by gavo220607 | 2017-09-20 18:16 | 葬儀まで | Comments(0)

遠方の親族を待っているので
葬儀まで時間が有り余っているのであるが

それほど縁遠くも無い人が
お悔やみを言いに 玄関に入るまでも無く帰ろうとしていたり
家に入れても
棺桶の中を覗く気も無くそばに立っている姿を見ると
何をしに来たんだろうかと思ったりもして

そうかとおもうと

棺桶の側に来たとたんに
綺麗だ 綺麗だと言って泣き続ける人

ずっと 自分の介護のことを話す人

立場がいろいろだから
1人で介護してきた人は
いろんな苛立ちがあるのだなという事なのだなと思った。

介護をしたことがない人
これから先もする予定がない人
今の人生がなんとなくうまく行ってない人は
遺体に興味がないらしいし
死にも親にも興味がいかないらしいし

毎日毎日 なにかと 死んだ人に寄り添ってきた人たちは
苦しまなかった 綺麗な肌だ
それだけで

わしら 目標達成だな!
コンプリートだな!と笑えるのだな

いろいろでいいんだなと思う

時間がたちすぎてもまったく変わりがない綺麗な顔で
おかあさんは 記録も残っているから
私たちチームには生々しいけれど

久しぶりに見た人たちはびっくりしてるらしい

小さい町で 葬儀まで時間があると
いろんな噂が流れるんだろうけれど

屁でもない

実際 大げさに事を行わない予定なので
新聞も地方紙にしか載せてないし
しかも 今日載せたので
知らない人は知らないで済む

でもって
大往生だから それほど人も来ないし
自爆を踏まない限りは
私もまだ泣いてないし

誰も倒れないように
誰も置いて行かないように

猫も静かだ

入ったことがないところに行って怒られる
他の人には珍しがられている

なんと 死んだ父親が
マコとかいう茶とらをかわいがっていたそうだ
めちゃくちゃ猫が好きだったそうだ

しらねえし

なんだかなあ

私がネコ派なんだとびっくりしている人もおり
別にどうでもいいけどねと思うのでした。
魔よけだから
おかあさんに結界張ってるうちはいいけれども

あの人でさえ

新しい神様になるばかりではなくて荒ぶる神様になることがあるからね
と 兄嫁さんにいっていたらしいし

きいてないし

テントウムシが爆発的に増えて気持ち悪いし

雷なってるし

なんでもいいけど

無事に式が終わりますように

明日一日
おいたら 後は骨になったときがやばいよね

気持ち鍛えておこう
今日は寝るべし

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おかあさんの お衣裳
柳蛍だったかなあ

見た親族とても喜んでくれた
カタログで兄嫁さんと一緒に選んだ
とてもいい色だ

腐らないように
先に納棺してしまったんだけれど
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これの上に
手描きのおかあさんの留袖がかかっている

道中揺られていくように

高いシーツも羽根布団も敷物も
かったばかりの兎の作務衣も
全部焼いてもらう事にした

一緒にいれたのは
おかあさんとお父さんの結婚したばかりの年の
七夕
とタイトルの付いた写真だ
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あんたら芸能人か?っちゅうポーズだよね




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by gavo220607 | 2017-09-19 21:46 | 葬儀まで | Comments(0)